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ソファーで昼寝して起きたら激しい頭痛に襲われました。動くのも苦痛なくらいですが、安静にすべきでしょうか?それとも病院へ行くべきでしょうか?

ここでは以下を学びます。
・脳内血管が原因の頭痛がある!
・病院へ行かないと取り返しがつかない頭痛がある!
・動脈解離というコワい病気!
私が経験したその頭痛は、突然襲ってきて、頭が割れるような痛みでした。
聞いたこともない恐ろしい病気が原因だった頭痛
あの日の私の決断は間違っていませんでした!
あのまま頭痛を放置していたら、後遺症で半身不随?
いや、大袈裟ですが、命を落としていた可能性も否定できません。
何事もなく元気にやっているので、私以外の人はそれほど大きな事件として捉えていないですが、私自身は、「人生を選択した日」な訳で、皆さんと情報を共有したいと思います。

病院の診察結果
右傾動脈解離 ( うけいどうみゃくかいり )
脳へつながる頸動脈の片側で解離が発生し血管が閉塞 ( へいそく ) していました。
結局、10日間入院することになり、その後も2年間くらい定期的に病院へ検査に通うことになりました。
あの時、病院へ行かなかったら…
血管が詰まり脳梗塞になった可能性が高い、つまり、あの日を境に普通の生活を送れなくなっていた可能性が十分にありえます。
原因不明の激しい頭痛のなか九死に一生を得られた理由

例えるなら、
小学生の頃、工事現場で遊んでいて ( ← 絶対にやっちゃダメ! ) 、1mくらの高さから落ちてコンクリートに頭を打ちつけた時と同じくらい、目をつぶるほどの激しい頭痛です。
【2013年9月11日】
夜勤を終えて、自宅のソファで疲れて寝てしまいました。昼過ぎに起き上がろうとしたら、
「あっ、イタ!!」
頭全体に激しい頭痛を感じました。
足元もふらつきながら、妻にも頭痛を伝えると、「しっかりベッドで寝た方がいいよ!」と言われました。
普段なら、妻の言う通りベッドで寝ていたでしょう!
この辛い状況から逃れる一つの手段として「寝る」、そもそも夜勤アケで眠気MAXな状態でした。
でも、この日の私は宿命のように病院へ向かいました!
運命の分かれ道
少し脱線しますが、私は「家族に対してよく言っているセリフ」があります。
「最高の医者は自分自身だ!」
結局、自分の体の一番の理解者は自分であって、自分の体のアラートを自分が拾ってあげないと、名医にもたどり着けない訳です。

ポイント ①
※先入観なしに読んでみてください。読み終えると、人生がうまくいきそうな気持ちになれます。
ポイント ②
余談
酔っ払った時にも視界のモノトーンを数回経験したことがあります。
あれはなんなんだろうか、、という訳で調べました。
アルコールの作用により血圧が低下し、かつ動いたりすると、一時的に貧血状態になり、視界が白黒表示になることがあるようです。
ポイント ③
という訳で、頭痛だけであれば寝て治そうとしていたかもしれません。
虫の知らせ + 目の異常 + スペシャルな病院 > 寝る
脳内では右頸動脈解離が発症

町医者へ
9/14 激しい頭痛と目の異常をうったえ町医者にてMRI撮影
→ 右の頸動脈が閉塞していた
ココがラッキー
・直ぐにMRI撮影ができて状態を正確に診察できたこと
・左の頸動脈から血流が迂回し脳梗塞 ( ※2 ) にならずに済んだこと
・早い段階で血液をサラサラにする内服薬を処方されたこと
・医師が大学病院の非常勤で適切な処置・紹介状を書いてくれたこと
※2 脳の血管が詰まり機能障害による麻痺や言語障害などを引き起こす病気
この期間はとても不安でした。
町医者から大学病院へ渡すように言われたカルテを通勤用のバックにも入れて持ち歩き、
会社の人に
「もしものことがあったら、このカルテを出して!」
とお願いしていました。

大学病院へ<1回目>
9/19 大学病院にてMRIを撮影
→ 閉塞した血管が開通していた
ココがラッキー
・( 血液をサラサラにする内服薬のおかげで ) 血管が開通し血流が確認できた
9/22 【再現】息子と軽く走ったら、視界が白黒になった!
大学病院へ<2回目>
9/26 大学病院にてMRIを撮影
→ 解離部の血管が細くなっており血栓 ( ※3 ) も確認できたため緊急入院
※3 血管内で形成される血の塊
ココがラッキー
・入院で脳梗塞になるリスクを下げることができたこと
・大学病院の最先端医療でさまざま検査を受けられたこと
・細くなった血管を観察しながら適切なアプローチを選択できたこと
病院での治療は、ひたらすら点滴 ( 血液をサラサラにする薬 ) とさまざまな検査でした。
時には造影剤を使ったMRIで気分が悪くなったりしましたが、体自体は元気そのものでした。
大学病院を退院
10/5 大学病院を退院
→ 年齢も加味し手術 ( ※4 ) をせずとも血管が自然に回復する見込みと診断される
※4 頸動脈ステント留置術:足の付け根部 ( 大腿動脈 ) からカテーテル ( 細い管 ) を入れて、この管を通じてワイヤーを頸動脈の狭くなった部分へ誘導し留置する手術。
ココがラッキー
・頸動脈ステントなどの手術をやらずに済んだこと
・その後も大学病院にて定期的な検査を受けられたこと
病棟は脳外科だったので、相部屋には頭を切開手術した人がたくさんいて、見た目フツーな私は場違いな感じで過ごしていました。
正直、発症後3年くらいは、力 ( りき ) むとめまいのような症状を感じたし、脳内で起こることなので、恐怖を感じながらの生活でした。

毎朝、起床後、水といっしょに小さじ1杯の亜麻仁油 ( アマニユ ) が日課になりました!
※主に魚から摂取できるオメガ3系の良質な油です。アマニ油の主成分はα‐リノレン酸で、体内に入るとDHA・EPAに変化します。

DHA・EPAの効果【その1】
① 血流を改善する
② 血管をしなやかにする
③ 血小板が固まることを防ぐ
④ 中性脂肪やコレステロールの上昇を抑える
⑤ 血液中に溜まった中性脂肪やコレステロール値をさげる

DHA・EPAの効果【その2】
・脳細胞を活性化
・脳神経の再生、保護
・脳内の情報伝達をサポート
・目の健康維持
・アレルギーの予防、改善
いつまでも生き生きと聡明に過ごしたい!というあなたに「おめがさん」【DHAで楽天ランキング1位】


動脈解離ってどんな病気?

簡単に言うと、血管は3層で形成されています。
解離とは、何らかの原因で内膜が傷つき血液が膜の間に流れ込んで、内膜と外膜とのすき間に血液が溜まる状態です。
そして痛みを伴います。
その結果、私のように血管が閉塞したり、場合によっては外膜が破裂して即死に至るケースも稀にあるようです。
注意していると、ニュースなどで心臓の大動脈解離という言葉を聞くことがあります。

再発もゼロではないらしく、恐怖でしかないので先生に何度もたずねました。
そしたら、以前診た同じ病気の人も夜勤をやっていたとのこと。
夜勤は寿命を10年縮めると聞いたことがあるけど、あまり体にいいことないですね!
あとは、プロレスラーなどが、首に激しい衝撃を受けて発症するケースもあるとか。
「【頭痛の原因】そのとき脳内では恐ろしいことが!」まとめ
「【頭痛の原因】そのとき脳内では恐ろしいことが!」まとめ
- 激しい頭痛は直ぐ病院へ行こう!
- 頭痛のときの視界の変化に注意しよう!
- 近所にMRI撮影が可能な病院がないか調べておこう!
- 原因不明の動脈解離は恐ろしい血管の病気!
- 夜勤者は人一倍健康に気を配ろう!
- DHA・EPAで血液の健康に気をつかおう!
- あなたにも訪れる虫の知らせを見逃すな!
- 人生には二度と戻れない分岐点がある!
