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腕の太さで伸び悩んでいます。「拮抗筋 ( きっこうきん ) で鍛えるといい!」という話を聞いたけど、拮抗筋とは何ですか?

こんな悩みをクリアにします
・拮抗筋について詳しく知らない
・筋トレをしているけど筋肉がつかない
拮抗筋を理解してトレーニングメニューに取り入れると、今までにない刺激で筋肉を太くすることができます。
ぜひ、拮抗筋を理解して太くワンパクな腕を目指しましょう!
【信頼性】
・腕回り 38cm ( パンプなし )
・ベンチプレス 102.5kg
( 2020/04/08現在 )
拮抗筋とは何か?

拮抗筋とは
簡単に言うと、表と裏、裏と表の筋肉です!
ある筋肉を収縮すると、反対側の筋肉は弛緩 ( しかん ) します。
反対の作用をする筋肉を拮抗筋と言います。

例えば、ダンベルカールをすると肘関節が屈曲し上腕二頭筋が収縮します。
同じタイミングで上腕三頭筋は弛緩します。
逆に、肘関節が進展すると、上腕三頭筋が収縮し上腕二頭筋は弛緩します。
ここまでは理解しやすいかと思いますが、実は、拮抗筋にはある役割があります。
それは、拮抗筋が弛緩する時、主働筋が収縮し過ぎないようにブレーキをかけています。

例えば、
上腕二頭筋 ( 主働筋 ) を収縮する時、上腕三頭筋 ( 拮抗筋 ) は弛緩しながらも適度な緊張を保ち、上腕二頭筋 ( 主働筋 ) の過剰な収縮によるケガを防止する役割を担っています。
これは逆も然り。
主働筋である上腕三頭筋を収縮する時、拮抗筋である上腕二頭筋が上腕三頭筋の過剰な収縮を防いでいます。

併せて、自分の筋肉について遺伝子レベルで先天的な性質を知っておくとアプローチも変わります。
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拮抗筋トレーニングで腕に驚異的なパンプを得る!

「拮抗筋のブレーキ機能を弱めるとどうなるか?」
主働筋がいつも以上に収縮します!
つまり、筋繊維へいつも以上に刺激を入れることが可能となります。
具体的には、
上腕二頭筋 ( 主働筋 ) をトレーニングする場合、事前に上腕三頭筋 ( 拮抗筋 ) のトレーニングをしておくことで上腕三頭筋のブレーキ機能が弱まり、上腕二頭筋をより収縮できるので上腕二頭筋がいつも以上にパンパンになります!
するとどうなるか?
筋肥大の効果が最大化され、スランプに陥った腕を太くすることも可能になったりします。
この主働筋と拮抗筋の作用をうまく利用し筋肉への刺激を入りやすくするトレーニングが、いわゆるスーパーセット法と言われるものです。
スーパーセット法
主動筋と拮抗筋の関係にある 2つの筋肉を同時に鍛えるトレーニング法。
2つのトレーニングを連続で行い1セットとする。
ポイントは、拮抗筋と主働筋のトレーニングの間にインターバルを入れずに連続で行うことです。
セット間のインターバルは1分程度を目安に3セットで充分でしょう!

筋トレあるある
筋トレを長く続けているとどうしても伸び悩むことがあります。
1つの原因として、「同じような筋トレメニューで神経も筋肉も慣れてしまう」なんてことがあります。
そんな時は新しい刺激を入れて脱出するほかありません。
さぁ、スーパーセット法で腕を強烈にパンプさせましょう!
腕だけじゃない拮抗関係にある筋肉

肘関節
・上腕二頭筋
・上腕三頭筋
拮抗筋トレーニングは、主働筋と拮抗筋へ連続して負荷をかけるので疲労度が大きくなります。
以降の大きい部位を鍛える時には、トレーニングベルトを巻くなどケガをしないように注意しましょう!
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肩関節
・大胸筋、三角筋前中部
・広背筋、大円筋、三角筋後部
腰椎
・腹直筋、腹斜筋
・脊柱起立筋など
股関節
・腸腰筋群
・大臀筋
膝関節
・大腿四頭筋
・ハムストリングス

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