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共用するジムのマナー
同じ部屋で同じ空気を吸って同じ器具を共用するのがジムです。
こうやって改めて活字にすると、いいイメージはないかもしれませんが、実際はそういうことです。
ということで、
冷静に考えれば自ずと暗黙の守らなければいけないルールは見えてきます。
主なエチケットは以下でしょうか。
①臭くないこと
②器具を占有しないこと
③器具の使用が終わったら消毒すること
④筋トレ中の人の邪魔をしないこと
⑤ずっとおしゃべりしないこと
⑥大きな声を出さないこと
⑦写真や動画撮影をしないこと
①ジムで臭くないこと
意外と忘れがちなエチケットかもしれません。
正直、「匂い・臭い」はキツイです。
同じ部屋で同じ空気を吸うわけですから、香水をつけた状態もキビシイです。
本人はオシャレのつもりでも、「匂いは直接、人の脳へ働きかける」ので苦手な人は拒絶反応を覚えるでしょう。
もしあなたがジロジロ見られていたとしたら、あなたが「かわいい or かっこいい」のではなく、匂いに迷惑して睨まれているのかもしれません。
ジムへ向かうために香水をつけることは止めましょう!
「臭い」
キツさで言えば、勿論、「匂い」よりもこちらの「臭い」の方が上でしょう。
考えられる臭いの原因は以下です。
1.しばらくお風呂に入っていない
2.汗をかくことで、元々付着していた雑菌が悪臭として反応する
3.薬やサプリの副作用で体臭が出る
4.病気や体質の問題
1.しばらくお風呂に入っていない
これに該当する人は必ずいます。
なぜならジムには、シャワーやお風呂、サウナが装備されているからです。
少しこもった生活をした後に、せっかくなので軽く汗を流してからお風呂に入りに来るパターンです。
因みに、トレーニングをせずお風呂だけに入りに来る人もいます。
お相撲さんのように体の大きな人はユニットバスには入れないからでしょうね。。
2.汗をかくことで、元々付着していた雑菌が悪臭として反応する
これは意外と盲点です。
私自身も何度かやってしまったことがあります。
それは洗濯物の生乾きです。梅雨の時期など、洗濯物の乾燥までに長い時間をかけてしまうと衣類に「水の腐ったような臭い」がついてしまうことがあります。
乾燥さえしていれば、よっぽど至近距離ではない限り臭うことはないでしょうけど、ここに汗という危険因子が反応すると、とてつもない臭いを発することがあります。
この点でも、普通の衣類よりは速乾性のトレーニングウエアが向いていると言えます。
3.薬やサプリの副作用で体臭が出る
内服するものは、何らかの異臭を放つことがあります。
例えば、一部、プロテインやサプリメントでも、飲み出すことで臭いが報告されているものがあります。
「意外!」と思った人が臭いを発しているとしたら、このケースが該当するかもしれません。
4.病気や体質の問題
一番分りやすいところで言えば、「ワキガ臭」ですね。
「こればかりは!」と肯定意見もあるかもしれませんが、共用施設、まして汗が想定される場所ですから、事前に改善する努力は必要です。
例えば、「制汗スプレーをする」、「使い捨てのシートで拭く」、「脇毛を短くお手入れする」など。
実際、ジムで香水をつけている人はいます。
ただし、大概、外国の方です。
外人の場合、体臭がキツイ場合があるため、それを消すために香水をつけている場合があります。
そもそも日本と海外では、匂いに対する文化の違いもあります。
②ジムの器具を占有しないこと
トレーニング器具使用の30分ルール。
直接張り紙のあるジムもありますが、多少混んでいる場合、暗黙の30分ルールがあります。
要は、共用施設を皆が気持ちよく使用するためのルールです。
少し混んできたなという時は、同じ器具を占有することなく、30分を目安に一旦器具から離れましょう!
しばらく様子を見て空いているようであれば、再度、同じ器具を使用するなどの配慮が必要です。
トレーニングのやり方は、人それぞれです。
「今日は胸を追い込もう!」という人は、胸を鍛える器具をずっと使用したいと思ってます。
「久しぶりなので体全体をやろう!」という人は、胸を鍛える器具を短い時間で使用したいと思っています。
器具を使用する際は、30分後の時間を頭に入れて臨みましょう。
③ジム器具の使用が終わったら消毒すること
これはジムのスタッフから説明があると思います。
次の人が気持ち良く使用するために、備え付けのタオルやウェットティッシュで器具を拭きましょう。
「自分は器具が拭いてなくても気にしない」、「少ししか使ってないから器具を拭く必要はない」と自分勝手な判断をしていると、それを見ていた周りの人へ伝染していきます。
そうなると、
状況はどんどん悪化していき、最悪な結果として、そのジムは潰れてしまうでしょう。
他の人が、器具を使用した後に消毒している姿を目に焼き付けることで、「譲り合いの精神」、「助け合い」、「エチケット」が根付くような気がします。
続きは、ジムのマナー<後編>へ。
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